いちごの品種
それぞれのいちごを、ぜひ食べ比べてみて下さい。
高原のイチゴ 猪苗代プレミアム®
知る人ぞ知る高級いちご
高原のイチゴ 猪苗代プレミアム®は、信州大学が品種改良を重ねて開発した新しい品種です。
夏秋いちごの中でも糖度が高く、甘いのが特徴です。
食べると花のような香りのあとにジューシーでコクのある甘味が口いっぱいに広がります。
見た目にもしっかりと赤く色鮮やかで、断面を見ても赤く色づいています。
あまり知られてはいない品種ですが、有名テーマパークや一流ホテルなどで使われる、知る人ぞ知る高級いちごです。
よつぼし
4つの機関で開発した期待の品種
よつぼしという名前は「甘味」「酸味」「風味」「うま味」の4拍子が揃っていて、味が共同で開発した期待の品種を超えて四ツ星級に美味しい事と、三重県、香川県、千葉県と九州沖縄農業研究センター(農研機構)の4つの機関共同で開発した期待の品種という事に由来しています。
香りもよく、果実の中もかなりしっかりと赤い色がついて、甘味がしっかりあり、果汁も豊富。酸味はやさしくて風味がよい王道ないちごらしい味です。
ペチカほのか
格別の風味と甘味
「ペチカほのか」は、北海道で開発された夏イチゴの品種です。
果実は円錐形のものやゴツっとしたものがあり、甘みと香りが強くジューシーな食味が特徴です。
表面は全体に淡い赤に色付き、果皮は柔らかく口当たりが良いです。
中の果肉は白く、中心部の空洞はわずかです。
収穫のピークには一粒40~50gを超える大粒のものが採れます。
大粒で赤く熟した実は格別の風味と甘味が広がります。
夏のしずく
爽やかな酸味と食感の良さ
夏にとれる、みずみずしいイチゴとのイメージから「夏のしずく」と名前がつきました。
暑い時期にぴったりな爽やかな酸味と食感の良さが特徴です。
果実は本当に綺麗な円錐形で中~大粒のものが採れます。
表面はツヤツヤしており、練乳と合わせるとより一層写真映えします。
やや酸味が強い為、他の品種と食べ比べると味の違いが分かって、いちご狩りをより一層お楽しみ頂けます。
日本のいちご(苺)は品種も約300種と大変多く、世界全体の品種の半分以上が日本のものだという説もあります。
現在も日本各地で品種改良が重ねられ、個性的な新品種も続々と誕生。
生産地を代表する“ご当地ブランド”となるいちごも生み出されています。
また、日本のいちご(苺)は海外でも人気が高く、輸出も増加傾向にあります。
ヘタの近くまで真っ赤なものが美味しいいちご
表面のツブツブも赤黒く熟している方がより一層甘いです。
きれいな形でまんべんなく色づいているものがあったらぜひ手に取って下さい。
いちご狩りとスーパーなどで売っているいちごとの違いは何といっても完熟度と鮮度です。
採れたての美味しいいちごをぜひお召し上がりください。
実はいちごは野菜
草本性であるいちごは野菜。
また、農林水産省の作物の統計調査でも野菜に含まれています。
ただし、実際は果物と同じように食べられていることから「果実的野菜」とも呼ばれています。
実はいちご表面のツブツブは果実
それぞれのツブツブの中に種が入っています。
一粒のいちごは、200個から300個の果実が集まった「集合果」。
私たちが果実だと思って食べている甘い部分は、実際は茎の先端の花床(かしょう)が膨らんだ偽果(ぎか)です。
いちごのビタミンCはグレープフルーツの2倍!
ビタミンB群である葉酸も多く含まれています。
また、ポリフェノールの一種であるアントシアニンも豊富で、目の働きを高めたり、眼精疲労を予防したりする効果も期待できます。
出典:農林水産省Webサイト